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累犯障害者 山本譲司著


累犯障害者 山本譲司著

累犯障害者


出版社/著者からの内容紹介
「これまで生きてきた中で、ここが一番暮らしやすかった……」
逮捕された元国会議員の著者は、刑務所でそうつぶやく障害者の姿に衝撃を受けた。
獄中での経験を胸に、「障害者が起こした事件」の現場を訪ね歩く著者は、
「ろうあ者だけの暴力団」「親子で売春婦の知的障害者」など、驚くべき現実を次々とあぶり出す。
行政もマスコミも目を瞑る「社会の闇」を描いた衝撃のノンフィクション。


最近読んだ中で一番衝撃を感じた本でした。


特に四章の閉鎖社会の犯罪 ろうあ者の殺人事件
五章のろうあ者暴力団
わたしが想像もしたこともないリアリティでした。
ノーマライゼーション等の考え方も健常者からの押し付けの偽善に思えてくる。。。
どうしようもない現実、不条理
社会の闇?・・・陰の部分を知りました。
『思考を深め、さらに発展させていくためには、どうしても言葉の力が必要になってくる。
私たちは普段、考えを言葉にしてまとめることによって、論理的筋道をつくりだしているのだ。
もちろん、文章読解力に優れているろうあ者もおり、
そうした人たちは、聴者と同様、言葉によって物事を思考するらしい。
だが、ほとんどのろうあ者は、手話で考え、手話で夢を見るそうだ。
当然、言葉で考える場合と比べ、その思考方法は違ってくるはずだ。
行動規範や論理意識に、ずれが生じてくることもあろう。』
聴者がやる手話とろうあ者の手話とは全然違うもので
通じないことが多いらしい。
そしてそのろうあ者特有の手話で物事を考える・・・
聴者有利の世界に住むしかない。

罪を犯す障害者をタブーとするマスコミや福祉関係者のスタンスにも違和感を感じる。
臭いものにはフタをしろか。。。
同和問題もしかりだな。

みんなに読んで欲しいと思った内容でした。
だからってなにもできないけど、
知ることだけはしなくちゃいけないことだと思います。
ため息。


明日は愛の流刑地みてきます。。。試写会です。
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| 日常、そして非日常と・・・ホーム |

コメント

深刻ですね

ハンデにある人にはつい安っぽい同情してしまう自分がいます。 で・・・ひどい目に合わされると「同情してやっていたのに恩をアダで返しやがって」と必要以上に腹をたててしまう自分がいます。同情なんて恩着せることではなく失礼なことなのに。
 理屈でわかっているつもりが、周囲にハンデを持つ人がほとんど居ないので付き合いかたがうまくできないのです。
私は東京育ちなので同和問題のことは関西や九州へ行って初めて知りました。 

難しいですね。。。

自分ができることをって思っても
それは同情だったり、もしかしてこれは自己満足の偽善?って思ったり。。。

ものごとは色んな角度・いろんな環境で
いろんなふうに見える。
どれも間違ってなくて、どれも正解じゃない。。。
しかもいつもそれ自体も自分も変化してるし、不確か。

興味深い本ですね

こんばんは。ちょっとだけ障害者や同和地区の方々と関わった経験から書かせていただきます。

障害者や同和地区の方々への差別をなくそうということにもちろn異論はありませんが、マスコミなどの過剰な自主規制、各種団体に対する、行政の腰の引けた対応はいかがなものかと思います。

実際付き合ってみれば、怖い人もいれば、優しい人もいる、素晴らしい人もいれば、ろくでなしもいる、というだけで、健常者や同和地区外の方々と基本的に変わらないのだろうと思います。

結局は先入観ということでしょうから、こうした本や実際の見聞を多くの人が深めれば、ギャップは埋まってくるのかな、と思います。

ではまた。

そうですか。。。

わたしは障害者の方との関わり合いはほとんどないのですが
同和地区は身近にいっぱいあってお友達もたくさんいます。
あくさんのいうとおり、

>実際付き合ってみれば、怖い人もいれば、優しい人もいる、素晴らしい人もいれば、ろくでなしもいる、というだけで、健常者や同和地区外の方々と基本的に変わらないのだろうと思います。

ですよね。
だから優遇するのも見過ごすことも、また差別の一つですね。

そういう自分の立場に就けこむことも
やっかいなことに関わりたくないと避ける回りの態度も

>結局は先入観ということでしょうから、こうした本や実際の見聞を多くの人が深めれば、ギャップは埋まってくるのかな、と思います。

わたしも賛成ですv-222
まずは知ることですよね。
できるだけ中道な概念で知ること。。。(←今、般若心経読んでるので・・・w)

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